旅する彫刻―彫刻とそのモデルになった子の物語

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  • サイズ B5判/ページ数 109p/高さ 24cm
  • 商品コード 9784844365648
  • NDC分類 713
  • Cコード C0072

出版社内容情報

彫刻家はしもとみおが今までつくった彫刻の写真+エッセイで綴られた初の写真集。 「彫刻」と「彫刻になった動物たちのその後」の暮らしを取材し、彫刻という置き物ではなく、新しい家族として迎え入れられている風景を撮影しています。1本の木から生み出された素敵な肖像彫刻や家族の写真とともに、木に生命を吹き込む芸術家はしもとみおの言葉が、人と動物のつながりでなにが大切なのかを気づかせてくれます。大好きな動物と暮らしている人に是非見てもらいたいフォトエッセイです。

内容説明

思わず触れたくなる、いとおしい動物たち。はしもとみおの彫刻フォト&エッセイ第1弾。

目次

月くん(黒柴犬)
ディエゴくん(フレンチブルドック)
ももちゃん(トラ猫)
ムウちゃん(トラ猫)
り~にゃくん(ラブラドール・レトリバー)
森のホスピタル
タラちゃん(トラ猫)
アピさん(フェネック)
チャオくん(白黒猫)

著者等紹介

はしもとみお[ハシモトミオ]
彫刻家。兵庫県生まれ。数々の動物たちの肖像彫刻の依頼を受け、制作。また全国各地で個展を展開。2010年にはUAEにて滞在取材、砂漠の動物たちの肖像彫刻を依頼を受け制作。近年では、彫刻の動物たちの移動動物園イベントや、動物の木彫ワークショップ、触れて楽しめる動物彫刻の展覧会を全国各地で開催中。現在は三重県にアトリエを構え、日々彫刻制作に励んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

sibarin♪

27
はしもとみおさん の彫る動物は『生き写し』という言葉がそのまま当てはまると思う。それは姿形だけではなく、その動物の気持ちまで表情に刻まれる。特にペットの彫刻はモデルとなった犬や猫を横に並べると、どちらが本物かじーっと眺めてしまうほどで 癖、性格、家族から受ける愛情、全てが刻み込まれているよう。彼女は彫る為にモデルとなる仔に会いに行き 家族と話し、工房に戻り妥協なくその仔を彫り進める。その姿をTVで見た時に、私も彼女に我が家のワンコの制作をお願いしたいと強く思った。素敵な彫刻家さんです。2016/05/17

織町

11
“あの子や、あの子がいる景色は、どれほど美しかったことだろう。かつて生きていた美しいものたちから、これから生まれてくるであろう美しいものたちへ、彫刻を通して、伝える仕事を生涯続けて行けたらなと思っています。”愛らしく触れてみたくなる動物彫刻の数々。作品の愛らしさとは逆に、相当な覚悟をされて彫っているのだと文章から痛いくらい伝わってくる。限りある時の中でただ彫り続けるみおさん。けれど、その孤独な作業が私には羨ましく映る。森のホスピタル、自分の彫像を見つめる子達、夜空の下を歩くにゃんこ、ぬくもりを感じます。2016/06/06

まみか(再登録)

8
3月3日までの展示会、観にゆきます~⤴2019/02/02

のんちゃ

3
彫刻になる子や家族と向き合うこと、仕事と向き合うこと、自分と向き合うこと…。ひたむきな言葉でした。実物の彫刻をみてみたい。2016/04/13

ときわ

1
たまたま個展のポスターを見てすごく惹かれたので見に行った。みおさんの事はテレビでも紹介されたりしたらしいのだが、私は知らなかったので、あのポスターがなかったら素晴らしい子たちに出会えないままだった。実物を見てあまりに感動したので、本を見るのがちょっと怖かったほど。でも本には個展の時の説明以上の、色々なみおさんの思いが書いてあって、やっぱり本も読んで良かったと思った。皆様、ともかくチャンスがあったら是非実際の彫刻を見に行ってください。彫刻たちはあちこち旅をしているそうですから。2017/05/21

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