内容説明
なにげないスナップ写真からしっかりライティングしたスタジオ撮影まで花、料理、雑貨など静物撮影のすべてを収めました。
目次
1 ブツ撮りのための基礎知識(心構えを理解する―ブツ撮りの際の心構え;ピントを理解する―ピントの見極めとAF、MFの使い分け ほか)
2 シチュエーション別ブツ撮りの方法(寄ることで花の姿をストレートに表現する;主役を意識しながら引きと寄りを使い分ける ほか)
3 ブツ撮りで使う機材の基礎知識(カメラを理解する―カメラの仕組みと画質;カメラを理解する―撮影時の保存形式とその後の画像処理 ほか)
4 撮影機材を用いた実践的なブツ撮りの方法(室内でレフ板を使い自然光の柔らかさを活かす;日中シンクロで自然光を活かしつつドラマチックな印象にする ほか)
5 イメージ通りにブツ撮りを仕上げるための画像加工(基本編―RAW現像で行うベース処理 色を調整する;基本編―RAW現像で行うベース処理 露出を調整する ほか)
著者等紹介
柿島達郎[カキシマタツロウ]
フォトグラファー。2001年神戸芸術工科大学ファションデザイン学科卒業。2005年東京工芸大学芸術別科修了。同年より、株式会社ポインター勤務。広告、カタログ、雑誌等で活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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マエダ
52
写真の撮り方を学ぼうと読了。物品に対する写真であったため少し求めている方向性は違ったが勉強になった。2020/02/24
おれんじぺこ♪(16年生)
11
次男が借りてたのを先に読了。これを読んでて、そういえば私も「食べ物を撮る」に特化したレッスン通ったな←ほとんど役にたってない人2024/03/29
ほじゅどー
10
★★★★写真を個性だけで撮ると、場合によっては自己満足になる。写真は伝達手段なのでできれば多くの人に伝えたい。そのためには撮影に対する考え方の引き出しがたくさん必要。引き出しを増やすには、できる限り多くの場所、瞬間を経験すること。時には人の意見に耳を傾けることも重要。2016/04/29
夏野菜
2
ブツ撮りに特化した写真の本。素人ながら真似してみたい技が多数あり。ライティングだけはどうしてもなかなか真似できないが、自然の光をうまく使ってそれっぽく撮るのはできそう。写真とは光を捉えること、という基本を改めて感じた。2016/05/20
チョビ
0
基礎がまるっとながら解説があるので、初心者かつ静物に特化したした写真を取りたい方には無駄のない良書。スタジオ撮りとか中判カメラ、複数の人間、パソコンでの補正を相当使用した例なので、一人で普通の一眼レフで、となるとできないものも多い。まずはやってみたい構図に印をつけて、どんなレンズが効果的かをしっかり学ぶにはいいかな、と思います。2015/06/05