内容説明
ソフトウェア開発における「プロトタイプ」とは、シミュレーションを目的とした試作品のことをいいます。本書で解説するプロトタイピングは、主に紙などを使った「低精度プロトタイピング」を中心とした手法です。リスク回避や初期段階における可能性の模索をメインに検討します。設計フェーズの早期段階からプロトタイプを作成し、検証と改善を繰り返すことで、機能要件やUI設計、デザインを効率良く具現化していくことができます。
目次
01 プロトタイピングの概要(目的とメリット;プロトタイピングの内容;コンペのためのプロトタイピング)
02 プロトタイピングのプロセス(デザインプロセス;分析・仮説;プロトタイピング;検証)
03 ペーパープロトタイピング(ペーパープロトタイピングの道具;ペーパープロトタイピングのプロセス;fladdict式メソッド&ツール)
04 ツールプロトタイピング(POPを使ったプロトタイピングのプロセス;Briefsを使ったプロトタイピングのプロセス;プロトタイピングツール紹介)
05 プロトタイピングの実践(TiltShift Generator2;カーシェアリングアプリ;家具カタログアプリ;連絡帳アプリ;会議管理アプリ)
著者等紹介
深津貴之[フカツタカユキ]
UIデザイナー。株式会社thaを経てFlashコミュニティで活躍。2009年の独立以降は活動の中心をスマートフォンアプリのUI設計に移し、株式会社Art&Mobile、クリエイティブユニットTHE GUILDを設立する。App Storeのトップランキングに入るアプリケーションを多数作成する傍ら、執筆や講演などでも精力的に活動中。現職・Art&Mobile CEO兼THE GUILD代表
荻野博章[オギノヒロアキ]
UIデザイナー。カナダ・オンタリオ州立カレッジ卒業後、トロント市内の出版社でフリーペーパーのDTP兼Webデザイナーを務める。2009年よりフェンリル株式会社のスマートフォンUIデザイナーとして、iPhone、Android、Windowsストアアプリなど、200以上のアプリの企画提案やデザインを手掛ける。現職・フェンリル株式会社共同開発部デザインチームマネージャー兼チーフデザイナー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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