内容説明
広告はおもしろい。が、商品は売れない?それはホンノウに逆らっているから。消費者の「ほしくなってしまう理由」「買いたいと思ってしまうワケ」を解き明かす。
目次
はじめに 花と蛇
第1章 ざっくり言えば、「認知」のこと
第2章 えーっと「記憶」のこと
第3章 買う=食べる「購買」のこと
第4章 さあごいっしょに、「言葉」のこと
第5章 ぐるぐると、「マーケティング」のこと
第6章 「コミュニケーション」のこと
著者等紹介
小霜和也[コシモカズヤ]
クリエイティブディレクター、コピーライター。1962年兵庫県西宮市生。1986年東京大学法学部卒。同年(株)博報堂入社、1998年独立。現在no problem LLC.、(株)小霜オフィス、(有)コモクリエイティヴ各代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ジョニーウォーカー
14
CMは覚えているのに、何の宣伝だったかは覚えていない…そんな経験はないだろうか? 本書によれば、それらの広告はすべてヒトの本能というメカニズムに背いた結果なのだとか。たとえば、居酒屋のビールのポスターはなぜ水着の美女なのか? 『BRUTUS』の広告はなぜロゴが右下にあるのか? 私たちの行動心理をひもとくと、売れる広告に秘められた意外な法則が見えてくる。もちろん、それをクリエイティブに反映させれば必ず売れるというものでもないと思うが、知っているのと知らないのとでは今後の仕事に大きな差がつく一冊に思えた。2010/08/11
あっくん
7
先日読んだ本で紹介されていたので購入。理論的に、かつ人間的に、広告を語ってらっしゃる本。本当に参考になるばかりだし、まだまだ理解を深めなきゃならないと思う事ばかり。狩猟時代の心理は深層心理でまだ生きている!説得力のある文に頷くばかりでした。2017/06/19
さぼてん
6
まず人間の本能を知らなきゃ話にならんってことですよね。ぽっと出じゃなくて知り尽くしてなおって感じかなあ。2017/01/08
さぼてん
4
再読。改めて面白い。広告でもなんでもそうだと思うが、人間相手に商売するならまず人間の本能でもなんでも知っておかなきゃならないと思いました。知りすぎて活用できなかったら意味ないんですけどね。この本の一番面白いところはやっぱり人間の購買行動は無意識、というところでしょ!さすが小霜さんですなあ。【追記】初読のときも同じ感想書いててわろた。2018/01/07
Akihiro Kitano
2
小霜さんの著書では『ここらで広告コピーの~』のほうが面白いが、これはこれで面白い。インサイトや文化遺伝子の話は面白かった。2017/01/07
-
- 和書
- 新詳地理Bノート