考告。―企画をヒットさせるために広告クリエイターたちが考えること

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  • サイズ B6判/ページ数 203p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784844324591
  • NDC分類 674
  • Cコード C0034

内容説明

“当たる”ように考えるから、“当たる”。ジャンルを超えて生かせる“広告的思考”。

目次

第1章 意味をつくる。意味を超える(コピーってなんだろう?;意味で書くコピー ほか)
第2章 きっかけは小さな小さな種。(小さな小さな種を見つける;ナチュラルではなく、リアル ほか)
第3章 コマソン―言葉と音が表現するもの。(リズムやメロディーが言葉を強くする。;2つのオリジナル、3つのコマソン ほか)
第4章 言葉はどこへ向かうのか。(「オリエン」がなくなる;福岡市役所からの新鮮なリクエスト ほか)

著者等紹介

一倉宏[イチクラヒロシ]
一倉広告制作所、コピーライター、クリエイティブディレクター。1955年、群馬県生まれ。筑波大学卒。サントリー、仲畑広告制作所を経て、90年に一倉制作所を設立。サントリー/モルツ「うまいんだな、これがっ。」、学生援護会/サリダ「職業選択の自由」、松下電工「きれいなおねえさんは好きですか。」、全日空「LIVE/中国/ANA」、NTT東日本/フレッツ光「光、OK?」、シャープ/アクオスなどの広告制作を手がける。TCC最高賞など受賞多数。作詞作品も多数ある

中治信博[ナカジノブヒロ]
電通関西支社クリエーティブ局、エグゼクティブ・クリエーティブ・ディレクター。1956年兵庫県生まれ。京都大学文学部卒。キンチョウ/コックローチ、サンポール、サッサ、カラーフローほか、象印マホービン/岩下志麻シリーズほか、SSK/野球用品シリーズ、サントリー/DAKARA「よからぬブルース」シリーズ、「ブタのピグリン」シリーズ、ダイワハウス/xevo「外張り断熱の家」ほか、おやつカンパニー/カラカリベビースター「ヒトフクロウ」、どでかいラーメン、トヨタ自動車/デュエット「かわいいふりしてわりとやる」シリーズ、などの広告制作を手がける。クリエイター・オブ・ザ・イヤー、ACCグランプリ、TCC賞、ADC賞、佐治敬三賞、EXテレビ地方CM大賞、One Show銅賞、アドフェスト銀賞など受賞多数

前田知巳[マエダトモミ]
コピーライター、クリエイティブディレクター。1965年、熊本県生まれ。東京外国語大学卒。博報堂を経て99年に独立、01年フューチャーテクストを設立。宝島社/企業広告「おじいちゃんにも、セックスを。」「団塊は、資源です。」、キリン/「極生」「生黒」、シャープ/「太陽光発電」、エンジャパン/「転職は慎重に。」などの広告制作、さまざまな企業や商品のコンセプトワーク、ネーミングなどを手がけている。朝日広告賞最高賞、毎日広告デザイン賞最高賞、TCC最高賞、ADC賞、JR東日本ポスターグランプリなど受賞多数

吉岡虎太郎[ヨシオカコタロウ]
株式会社博報堂クリエイティブ・ヴォックス、コピーライター。1969年広島県生まれ。慶應義塾大学卒。1992年に博報堂入社後、1996年からの博報堂関西支社勤務を経て、2006年より博報堂クリエイティブ・ヴォックス勤務。LOFT/「最初に好きになった女性は、誰ですか?」などのグラフィック広告、BOBSON/「いいだろ頭悪くて」、朝日新聞/「感じる頃に、朝日新聞」キャンペーン、オルビス/2005年、2007年キャンペーン、みずほ銀行/「HAPPY BANK DAY to you!」キャンペーン、Lipton/「お外で飲むと、かわいい」、トヨタ自動車/「Netzでクルマを買う100の理由」などの広告制作を手がける。TCC審査委員長賞(98年、05年)、ACC賞、アドフェスト銅賞など受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

なめこ

1
京都広告塾の講義録。広告の作り手が事例を挙げつつ、どういった筋道で考え、アウトプットしているかを語る。これからの広告はクライアントからのオリエンがなくなる。「おまえは今どう思ってるんだ」が問われる。むむむむむ。コピーライターは時代を読む、なんてよく聞くけど胡散くさい、と思ってたがしかし、なるほどこういうことか、という実例がバンバン出てきた。優れたコピーは目にした瞬間、よくわかんない涙が出るんだわ。2020/07/25

角山 貴信

1
コピーライターとかそういった広告クリエイターがどんなことを考えて広告を作っているのかということをまとめた本。結構参考になります。特に「うそをつかない」とか「情緒に訴える」とか「論理的に考えても、結果退屈なら。。。」みたいなところは目からうろこ。あと、巻末にある、「共有体験をみんなが求めている」というくだり。2007年に執筆されているが、それは今でももっともなこと。共有するという感覚がビジネスでもメディアでも重要な課題なんだろうなぁ。2015/06/14

だいん

1
有名なコピーを生み出す時に、どんな考え方やプロセスがあったのか、とても勉強になった。言葉の意味だけではなく、広告媒体の特徴や見るひとの求めていることまで、深く考え抜かれていることに感心した。2010/08/04

大竹 粋

1
毎年秋になると必ず1冊はこの手の本を読みます。コピーを書くために。2009/10/21

みやすこ

0
著者に限らず自分もここまで考えて仕事しないとね。 プロのコピーができる過程が描かれて参考になる2017/11/23

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