内容説明
．ＮＥＴ ＦｒａｍｅｗｏｒｋとＣ＃について、本書の前半ではそれぞれの概念、新機能の活用法など、基礎的な部分を中心に解説。さらに、後半では、ほかの言語やＡＰＩとのインターオペラビリティ、ＡＳＰ．ＮＥＴによるＷｅｂアプリケーションとＷｅｂサービスの構築など、より高度な話題についても解説する。Ｃ＃言語とＶｉｓｕａｌ Ｓｔｕｄｉｏ．ＮＥＴに関して学習したいと考えるすべてのプログラマを対象とする。
目次
．ＮＥＴ Ｆｒａｍｅｗｏｒｋの概要
Ｃ＃の紹介
Ｖｉｓｕａｌ Ｓｔｕｄｉｏ．ＮＥＴの紹介
Ｃ＃の構文
オブジェクト指向プログラミング
より高度なＣ＃の概念
名前空間とベースクラス
Ｗｉｎｄｏｗｓアプリケーション
ＡＤＯ．ＮＥＴ
アセンブリとマニフェクト
ＣＯＭインターオペラビリティ
ＣＯＭ＋サービス
ＡＳＰ．ＮＥＴ
Ｗｅｂサービス
著者等紹介
ハーベイ，バートン［ハーベイ，バートン］［Ｈａｒｖｅｙ，Ｂｕｒｔｏｎ］
Ｍｉｃｒｏｓｏｆｔパートナー企業であるインターネットソリューションを専門としたＯａｋｗｏｏｄ Ｓｙｓｔｅｍｓ Ｇｒｏｕｐ社のソフトウェア開発コンサルタント。Ｍｉｃｒｏｓｏｆｔ社のデスクトップアプリケーション開発ＭＣＳＤトレーニングキットを使ってすでに１５年以上にもなり、クライアントのニーズを満足させるソフトウェアの格調高いプログラミング方法とアーキテクチャの手法を楽しんで教えている。また１９９８年には、科学研究のオンラインジャーナル『Ｓｃｉｅｎｔｉａ』を立ち上げた。興味対象の分野はコンパイラ理論、ＵＭＬ、オブジェクト指向パラダイムなどである。また、彼の修士論文『並列型遺伝的アルゴリズムによる多様関数の解析非合法メソッド』は、進化的計算（Ｅｖｏｌｕｔｉｏｎａｒｙ Ｃｏｍｐｕｔａｔｉｏｎ）の国際会議でも発表された
ロビンソン，シモン［ロビンソン，シモン］［Ｒｏｂｉｎｓｏｎ，Ｓｉｍｏｎ］
イギリスのランカスター在住。学生数名と一軒家に共同で住んでいる。プログラミングに最初に真面目に取り組んだのは物理学の博士課程の時代で、超伝導体と量子力学に関係した、ありとあらゆる奇妙なものをモデリングしなければならないときだった。このときのプログラミングの経験から、コンピュータにはうんざりさせられたそうだ（それでも量子力学の研究は続けているというのも妙な話だが…）そのため、スポーツマッサージ療法士になろうとした時期もあったが、スポーツマッサージよりもコンピュータの方がお金になることに気がつき、すぐにＣ＋＋プログラマ／研究員としての仕事を得た。人生の本当の意味を理解する、慈悲深くて信仰心の高いタイプの人間である。結局はプログラミングの仕事から執筆業へと移り、現在はプログラマのための優れた書籍の執筆を生業としている。また、ランカスター大学の準研究員でもあり、環境科学学部でコンピュータを使った流体力学の研究も行っている
テンプルマン，ジュリアン［テンプルマン，ジュリアン］［Ｔｅｍｐｌｅｍａｎ，Ｊｕｌｉａｎ］
プログラマとして３０年以上もの経験を持ち、いまだに現役としてプログラミングを楽しんでいる。．ＮＥＴの世界にもＦｏｒｔｒａｎが存在するのがわかって嬉々とするほどの本物のプログラマだ。ＪａｖａやＣ＋＋やＣＯＭを中心とした教育コンサルタント会社をロンドンで経営しており、余暇のほとんどは、プログラミングに関する記事や書籍の執筆に割いている
ワトソン，カーリ［ワトソン，カーリ］［Ｗａｔｓｏｎ，Ｋａｒｌｉ］
Ｗｒｏｘ Ｐｒｅｓｓ社の社内執筆者で、きらびやかな服装を趣味としている。世界で有名なナノテクノロジストになりたいという野望を持っており、いくつかノーベル賞を受賞したら、その名前にもう一度お目にかかるかもしれない。差し当たって、コンピュータ分野ではモバイル技術やＣ＃のような最新技術に興味を惹かれている
鷺谷好輝［サギヤヨシテル］
翻訳家／コンピュータエンジニア。サンフランシスコ／ベイエリアを拠点とする某企業にて、チップからゲームソフトまでコンピュータエンジニアリングのマニュアルや書籍の翻訳／執筆を中心に、一般書の翻訳も手掛ける
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