内容説明
古文を能率的に学習したい人、また、古文の実力を早くつけたい人、こんな人のために書いたのが本書である。一軒の家も、一つ一つの材料が、しっかりと積み重ねられて堅牢な建築物となる。古文学習においても同様である。一つ一つの古語を度外視しては、古文の読解は成り立たない。しかし、古文に出てくる語の数は、決して生やさしいものではない。そんなら、これをどう処理したらよいか。本書は、いろいろな基準によって、重要古語を整理し、分類し、これを系統的に配列して、学習者に記憶上の便益を与えようと工夫した。
目次
1 古代人の生活用語
2 現代と同形異義の古語
3 同音異義の古語
4 相対的古語
5 混同し易い古語
6 特に注意すべき古語(右以外で)
7 重要な慣用語句(連語)一覧
8 主要枕詞一覧
9 重要接頭語
10 重要接尾語
著者等紹介
永山勇[ナガヤマイサム]
昭和10年東京文理科大学卒。30年山形大学教授。49年名誉教授。文学博士
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