目次
地
荘
苔
水
光
花
星
海
紅
雪
著者等紹介
織田紗織[オリタサオリ]
saorin.浅草橋の写真アトリエギャラリー「写真企画室ホトリ」を主宰。“写真を形あるものに残そう”をテーマに、写真雑貨制作やワークショップを開催。またギャラリーでも公募写真展を企画するなど、様々な写真イベントの企画活動を行っている。個人レーベル「mt.souvenir」で“山のおみやげ”をコンセプトに、自ら登った山で見た景色を写真にとじこめた作品や、オリジナルデザインの山グッズも制作
川野恭子[カワノキョウコ]
写真家。日常と山を並行して捉えることにより、自身に潜む遺伝的記憶と死生観の可視化を試みる。撮影、執筆、講師、テレビ出演(NHK「にっぽん百名山」ほか)など、多岐に渡り活動。Steidl Book Award Japanロングリストノミネート。京都造形芸術大学(現京都芸術大学)通信教育部美術科写真コース卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
goro@一箱古本市5/5
32
これは素晴らしい!お二人が選んだカテゴリー別の山々の写真にうっとり。さてこの夏はどこに行こうか。2024/05/12
あじ
27
水、光、花、星……ロマンティックな目次が並ぶ、織田さん、川野さんのユニットyamadoriの共著。山の特色で分類した、文庫サイズのかわいい辞典です。山の名前の読み方って、一筋縄ではいかない難しさですね。そしてありのままの山肌を、写真で切り取る事も。合間に挟まれるコラムも素朴ですてき。次があるならば山ごはん、テント泊、自然、山での愛用品などを盛り込んだフォトエッセイが読みたいです。注目しています。2024/06/27
あきあかね
14
平成以降で最大規模となった大船渡の山林火災。実際に被災地を訪れ、無数の焼け焦げた木々や建物を目の当たりにすると、その被害の甚大さに戦慄を覚える。想い出の詰まった家を失くし、将来を見通せない被災された方々の悲痛なお話が忘れられない。また、東日本大震災の時もそうだが、辛い目に遭われてもじっと我慢し、耐えようとされる東北のひとの優しい心根が印象的だった。 たおやかな燕岳、朝日に染まる筑波山、星降る美ヶ原、桜の雲海を纏う吉野山、清冽な奥入瀬渓流、錦繍の栗駒山、静寂の雪の八甲田山ー。⇒2025/03/17
Koji Harasawa
7
山の名前はあまり知らず、登った山も偏りがあり、最近は年に数回しか山には入れない。でも心にはいつも山が存在している。気がしている。写真がとても良い。コラムも大変良い。山の楽しみ方の切り取り方(花・苔・水など)も素敵で、行ってみたくなる。手元に置いておいて何度も開きたくなる、良い辞典だ。2024/06/23
ミユキ
2
図書館の新刊エリアにあったので手に取る。素敵な写真を見ていたら、登っている最中の高揚感や清々しさを思い出した。もう何年も登っていないけれど。2024/08/10