内容説明
巨大隕石の衝突により出現したセノーテ、いけにえとして泉に投げ込まれた人々、生活と直結していた雨乞い―。6つの章に沿って、「青」と「人類」の神秘に満ちた関わりを巡る。
目次
芸術(大アズレージョ画;青い街 ほか)
自然(ブルーグロット;カエル ほか)
儀式(セノーテの泉;いけにえとマヤブルー ほか)
遺跡(神々が創られた場所;豊穣の山と雨乞い ほか)
民族(少女の刺青;紋面 ほか)
戦い(誓いのベルト;ゴーストダンス ほか)
著者等紹介
白須純[シラスジュン]
画家、版画家。武蔵野美術大学を卒業後、ロンドン大学UCLスレード美術学校に留学。版画工房主任でポルトガル人のバルトロメオ・ドス・サントス(後年名誉教授)氏に銅版画を師事。これが縁となり1993年7月ポルトガルへ初渡航。98年、再渡葡を機にタイル画の制作に本格的に没入。2004年にはオリエント財団アーティスト・デベロップメント奨学生としてアガビーダのラットン・スタジオでアズレージョ画の研鑽を行い、2011年第1回「ジョアナ・アブランシェス・ピント賞」を受賞(ポルトガル大使館、カモンエス院)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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