目次
1 GM由来の食材を取り除いてみると(食べられるもの・食べられないもの;生まれてから一番原材料表示をまじまじと見た日 ほか)
2 GMの可能性のある食べもの(ミスドの油はNON‐GMOか?;手作りだからって排除できるわけじゃない ほか)
3 スーパーの売り場のGM度(遺伝子組み換え作物は安全?それとも危険?;実質的同等性について厚生労働省に聞いてみた ほか)
4 遺伝子組み換えトウモロコシの行方(「在来種」はご先祖さまからの大切なおくりもの;遺伝子組み換え食品に反対する理由 ほか)
5 NON‐GMO生活実践リスト
著者等紹介
手島奈緒[テシマナオ]
鳥取県生まれ。デザイン学校卒業後デザイン事務所勤務を経て1993年自然食品宅配の老舗「株式会社大地を守る会」に入社。広報室・青果物の仕入れを担当。2009年大地を守る会退社後、地域活性を行うNPO法人を経て、食べるひとと作るひとを繋ぐ「ほんものの食べものくらぶ」を設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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まりこ
4
衝撃!著者は、1ヶ月の遺伝子組み換え作物(GM)排除生活に挑む。砂糖だと思っていた糖分は、トウモロコシでんぷんが原料だった。卵も乳製品も、飼料は、ほぼGMトウモロコシ。日本は、コメの消費量の2倍のトウモロコシを輸入している。自給率はほぼ0。輸入先の米のGMトウモロコシの作付け率は88%。〈食糧を誰かに依存することは、その誰かに支配されることだ〉私達の生活に深く入り込んだ遺伝子組み換え作物。EUにはGMがほとんど売られていない国もあるそう。食糧自給率100%超だからだ。びっくりの連続。これは必読。2014/06/28
decomo
3
タネの未来という本を読んで、こちらも読んでみるべきだと思って読みました。私はこの生活は無理だけど、少しは考えないとなぁーせめて食品表示もうちょっと見よう。自分のためと言うより、未来の人たちのため。2020/09/24
shizuca
3
図書館本。そしてこれは手元におきたい! 遺伝子組換え作物、その単語を耳にしたことはあっても詳しくは知らない。遺伝子組換え作物、日本に大量に入ってきていて、間接的に私たちも口にしていると知って驚きました。安全と思っていた、子どもや赤ちゃん用の食べ物にもそれは使われている、飲みものにも入っているとなると、なにを基準に食べたら良いのか。遺伝子組換え作物は本当に安全なのか。私たちの身を実験台にしているようなものなので、その結果がでるのは何世代後になるか。しっかりと考えていかなければならない問題だと思いました。2020/01/20
Miki Shimizu
3
かわいい。読みやすい。そしてビックリ。加工食品の材料とかには多いんやろなーと思ってたけど、ベーキングパウダーとか、ドライイーストとか、え?!そんなんも?!っていうのも。私がよくみる映画もいろいろ取り上げられてた。やっぱり身体には悪いんやんなー。なんとなく気持ち悪いだけじゃなくって。自給率低すぎてなんともならんけど、TPPが始まると、さらに下がるとか。戦争とかしてる場合ちゃうで。すぐに食べるもんなくなるやん。笑2016/10/03
レビ
2
図書館で通りすがりにふと目にとまり、借りた。「タネが危ない」を読んだ直後だったから、目に留まったのかもしれない。やはり、遺伝子組み換え作物を知らないうちにたくさん食べているのだな。EUは厳しい規制があるらしい。日本もするべきだと思う。2017/11/05