内容説明
建物の透過する光、ガラスで反射する光、水面の光など、ふだん見落とされてしまいがちな光によってつくられるアートの事例を収集。街を歩きながら『光のアート』を探そう。
目次
透過(タイムリミット遊園地;駅のホームにゆらめく光の線―内側までお下がりください ほか)
反射(きらきらカーテン;大きなポストイット ほか)
影(ゆがむジャングルジム;フィッシュボーン―巨大な急がビルに! ほか)
発光(確信的?革新的オブジェ;ムリヤリ化粧させられるビル ほか)
著者等紹介
小林茂雄[コバヤシシゲオ]
1968年生まれ。東京工業大学卒業。東京都市大学准教授。2010年日本建築学会賞(論文)受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Te Quitor
6
写真を撮りたくなる本。日常の光景に潜む、光の「美しさ」を見つけるための本です。写真の楽しさが良く分かりました。光の世界って、こんなにも綺麗なんですね。カメラを持って街に繰り出すのも、たまには良いかもなー…。こういう写真、大好きです。2012/04/12
じょな
4
新しい街歩き提案の本 アーティストっぽい視点 見開きで見やすく整列された光のアート作品たち そのひとつひとつのタイトルにはっとさせられる 着眼点が素晴らしい 理系の学生本らしく光、影の専門的な解説も このテーマだけでこんなに面白い作品が撮れるのかと目からウロコ2015/04/03
セディ
1
光と影のおもしろさがある。同じ場所でも光と陰で全然印象が違うんだろうな。2016/05/23
げん
1
何となく見過ごしてしまう街の光のアート。来年の街歩きの楽しみに加えてみよう。2012/12/31
sora
1
光、影、色。はやくカメラを持って出かけたい☆ちょっと視点を変えると面白い事は世の中たくさんある。こもれびがどうしてみんな丸の集まりなのかとか、おもしろかった。2011/02/01