小説のはじめ―書き出しに学ぶ文章テクニック

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  • サイズ B6判/ページ数 307,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784844134275
  • NDC分類 901.3
  • Cコード C0090

内容説明

全51作家、54作品の文章テクニックを紹介。

目次

小説を書くことは犯罪であり、罠を張ることである―安部公房『砂の女』
小説のはじまりとメタ・フィクションについて―阿部和重『アメリカの夜』
日本の物語には枕がつきものである―井上ひさし『吉里吉里人』
「ヘタウマ」エッセイの十八番から学ぶ―伊丹十三「まぼろし」(『日本世間噺体系』)
日記形式は小説を重層化させる―井伏鱒二『黒い雨』
「私」のいないジオラマの世界―稲垣足穂『一千一秒物語』
美術館の世界から私たちを引きはがすタロー・ロジック―岡本太郎『美の呪力』『沖縄文化論―忘れられた日本』
三段階のメタ・フィクションを読み解く―恩田陸『三月は深き紅の淵を』
語り手は読者をだましたりしない!?―芥川龍之介『河童』
方言は諸刃の剣である―岩井志麻子『ぼっけえ、きょうてえ』〔ほか〕

著者等紹介

佐藤健児[サトウケンジ]
ライター・編集者。1964年、愛知県生まれ。タウン誌やミニコミ誌の編集に携わった後、編集プロダクションを経て現職。現在は語学分野、ビジネス書など幅広い分野の実用書の編集を担当
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ふう

4
面白くなくはない。けどジャンルが多岐に渡りすぎてちょっといまいちだった。興味深く読んだところとまったくそうでなくスルーとにはっきりわかれちゃったからかな。この本の成り立ちからしたら仕方ないかもだけど、現代編とか昭和編とか分けてもらった方がこっちは読みやすかったかも。2014/08/17

あん

0
この人、沢山の小説を読んでいる。3.52018/11/29

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