内容説明
あなたが困ったとき自分を守ることができるため、ほかの人から大切にしてもらえることができるため、大事なときに落ち着いて、だけどハッキリと「NO!」と言えるように。自分の怖い気持ちや怒りの気持ちについて、話すことのできる大人を見つけてわかってもらい、安心な気持ちでくらせるように。「NO!」と言えるようになることで、自分も、ほかの人とも安心して過ごせるようになりましょう。それができるようになるための絵本です。あなたが話をしたい人といっしょに読んでください。
著者等紹介
ドゥ・サン・マルス,ドミニク[ドゥサンマルス,ドミニク] [de Saint Mars,Dominique]
1949年生まれ、パリ在住の作家。社会学を学び、ジャーナリストとして働いたのち、子どもの教育や健康、ウェルビーイングに関する本を執筆。人気シリーズは136冊あり、2,300万冊が販売され、図書館の貸し出し冊数1位を継続して獲得している
安發明子[アワアキコ]
首都圏で生活保護ワーカーとして働いたのち渡仏。フランスの子ども家庭福祉分野の研究に取り組み日本へ発信を続けている。すべての子どもがしあわせな子ども時代を過ごし、チャンスがある社会をめざして活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Cinejazz
16
「NO !」と言うことは、簡単ではない…正しくないこと、暴力、虐め、脅し、がっかりさせるような言葉、理不尽(おかしいと思うこと)などがあったとき、自分を守るために「NO!と言えるようになるための絵本」。※ 困ったときの相談先▶児童相談所虐待対応ダイヤル「189 (イチハヤク)」▶チャイルドライン「0120-99-7777」▶24時間子供SOSダイヤル「0120-0-78310 (なやみ言おう)」 2025/10/04
遠い日
4
フランス発。悲しい気持ち、嫌な気持ちのままでいないことは、だいじなこと。恐怖や怒りを感じることに対しても、k変えこまないこと。きちんと「NO!」と口にすることで、その気持ちを伝えて、状況を変えること。これは自分にしかできないこと。勇気を持って「NO!」と言えるように、子どもたちに寄り添ってくれています。2025/06/14
エーメ
2
フランスの本なので、絵がいかにもあちら風で馴染めない。翻訳もいまいちな気がする。NOと言っていい・言うべき時があるのは伝わるが、ところどころ、これは子どもが読んでハッキリ理解できるのかな と思った。2025/08/27
チタカアオイ
1
【図書館】2025/07/03