内容説明
直木賞作家の杉本苑子先生と人気脚本家のジェームス三木さんが、歴史上に名を残した女性について、縦横無尽、闊達に語り合った対談集!
細川ガラシア夫人が死を選んだのは、夫忠興を思ってのことではなく、自分自身への愛着だけからだ(杉本苑子先生)といった具合に、それぞれの興味深い人物評が伺えます。歴史上の女性に対する見方が、きっと変わることでしょう。
目次
第1章 奈良・平安の歴史の裏で(歴史の裏の男女の事情 光明皇后の実像と虚像 道長の繁栄を支えたのは)
第2章 中世の歴史のなかで(南朝史観のゆがみと史実 覚悟を貫いて生きる 秀吉の正妻と側室の戦い)
第3章 戦国時代の戦いの陰で(肉親でも殺しあう世の中 聖女と悪女の真実 家康を取り巻く女性たち)
第4章 明治から女性の地位が変わる(勝海舟に絶賛された篤姫 スキャンダルを生み出す策略 維新実現の陰 に女性たちの力 西欧化推進のなかで生きた女性たち)
終章 男は女次第、女は男次第(美学のある生き方をしなければならない)
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