内容説明
満洲で日本人の経済活動を支えた、銀行、株式取引所等の民間金融機関を経営史的に分析。各種資料や豊富な図表を駆使して、満洲国における金融資産負債統計を復元。
目次
序章 日本帝国圏満洲における民間金融研究の課題と方法
第1章 第1次大戦終結前満洲における日系銀行
第2章 満洲における株式取引所の設立
第3章 1920年代満洲における銀行業の不振と淘汰
第4章 1920年代満洲の株式市場
第5章 満洲国期民間間接金融体制の構築
第6章 産業開発計画始動後の満洲国金融資産負債
第7章 産業開発計画始動後の間接金融機関の活動と再編
第8章 満洲国期の証券業
終章 日本帝国圏満洲民間金融の解体と結語
著者等紹介
柴田善雅[シバタヨシマサ]
1949年新潟市生れ。1995年~2020年、大東文化大学国際関係学部教授。大東文化大学名誉教授、博士(学術)(早稲田大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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