昭和初期世界名作翻訳全集 〈２０３〉 田舎の医者 オノレ・ド・バルザック

昭和初期世界名作翻訳全集〈２０３〉田舎の医者オノレ・ド・バルザック

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昭和初期世界名作翻訳全集〈２０３〉田舎の医者オノレ・ド・バルザック

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ゆまに書房（2009/04発売）
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サイズ B6判／ページ数 358p／高さ 19cm
商品コード 9784843331392
NDC分類 908
Cコード C0397

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KUMAGAI NAOCO

文豪バルザックによる「人間喜劇」の中の割と後半の方(田園生活風景)に分類される長篇。主人公ジェネスタスは、休暇で訪れたグランド・シャトルーズでとある老医師べナシスの評判を聞いて会いに行く。べナシスは無私無欲でこの土地に広がっていた風土病問題を解決し、集落の経済を立て直し、誰からも信頼され慕われていた。2人は会って話すなりナポレオン崇拝で意気投合する。休暇後、ジェネスタスは従軍先でべナシスの死を知り、除隊したらべナシスが守った集落で余生を送る決意をするという流れ。あまりバルザックらしくない話。2024/03/21

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