内容説明
「ノーモア広島」をいう前に、もう一つの叫び、「ノーモア南京」を忘れてはいないか。日本の市民が自分たちの足でたずね、自分の目と耳で記録した南京大虐殺受難者の魂の告発。語りはじめられた被害者の記録。
目次
第1部 はじめに(加害と被害のはざまで;用語解説)
第2部 南京大虐殺―受難者は語る(揚子江の北側―浦口、大廠;揚子江南側―下関一帯~燕子磯あたり;南京城内国際安全区(難民区) ほか)
第3部 南京大虐殺と民族の記憶(南京大虐殺は中国人にとって民族受難の象徴;民族の壮大な悲劇の体験;受難者を二重に傷つける歴史修正主義者 ほか)
著者等紹介
松岡環[マツオカタマキ]
1947年生まれ、小学校教員。銘心会南京友好訪中団団長、南京大虐殺60ヵ年全国連絡会共同代表
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感想・レビュー
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