出版社内容情報
伊藤博文の女婿末松謙澄が残した明治史研究必須の書翰・書類を初公刊。
内容説明
末松謙澄は、明治・大正期の官僚・政治家・文学者・法学者。岳父伊藤博文との関係から明治政界の重要な局面を知る立場にもいた末松が残した書翰・書類を初めて公刊。多士済々の政治家・官僚等との折衝・交流を示すものが多く、政治上の機微に触れる書翰・書類には、質の高い政治情報が数多く含まれている。また家族宛の書翰は、末松や伊藤の素顔が伝わり新たな発見がある。
目次
上巻(山県有朋書翰、末松謙澄宛、山県有朋意見書;井上馨、陸奥宗光ほか書翰、末松謙澄、伊藤博文宛;井上毅、寺内正毅ほか書翰、末松謙澄、伊藤博文ほか宛;黒田清隆、品川弥次郎ほか書翰、末松健澄、伊藤博文ほか宛 ほか)
下巻(小松原英太郎、穂積陳重ほか書翰、末松謙澄ほか宛;西園寺公望、山本権兵衛ほか書翰、末松謙澄、伊藤博文ほか宛;末松謙澄、生子ほか書翰、伊藤博文、末松謙澄ほか宛;伊藤博文書翰、父、母ほか宛 ほか)
著者等紹介
堀口修[ホリグチオサム]
1949年生まれ。宮内庁書陵部編修課首席研究官
西川誠[ニシカワマコト]
1962年生まれ。川村学園女子大学文学部助教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。