出版社内容情報
寛永~明暦、「柳営日次記」の失われた期間を補う最高の善本を初めて公刊!本日記は、明暦の大火以前は焼失したとされる「柳営日次記」を補う写本中最高の善本で、江戸幕府初期・確立期の研究上極めて重要且つ不可欠な第一級近世史史料です。底本「姫路酒井家本」は、現在姫路市立城郭研究室所蔵。「御文庫」保管本を写本したものと思われ、寛永八年から寛文十三年まで七九巻。質・量ともに充実しています。本書はその内、寛永八年より明暦四年まで、計二十八年間を影印復刻しました。 ●第5巻. 寛永13年 1 月-12月