〈戦時下〉の女性文学 〈15〉 みたみわれら 大庭さち子

〈戦時下〉の女性文学 〈15〉 みたみわれら 大庭さち子

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  • サイズ A5判/ページ数 280,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784843305515
  • NDC分類 918.6
  • Cコード C3393

出版社内容情報

昭和12年、日中戦争、開始。昭和16年、太平洋戦争、勃発。急激に変化する国民生活のなか、戦争は女性に何をもたらしたのか? 銃後の女たちの生を解きあかす、戦時下の女性文学の基本文献を集成。

●第15巻 大庭さち子著「みたみわれら(民族の記録)」(昭和18年・春陽堂書店) 
朝鮮人の皇民化の問題をテーマにした「みたみわれら」、細菌研究所で働き、結核菌に冒され夭折したさえ子と、壮絶な戦死を遂げた海軍大尉との悲恋を描く「遺書桜」など11編を収録。(解説・溝部優実子)