チャン族と四川チベット族―中国青蔵高原東部の少数民族

チャン族と四川チベット族―中国青蔵高原東部の少数民族

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 417p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784843300336
  • NDC分類 389.223
  • Cコード C3039

内容説明

チャン族とチベット族は、四川の少数民族の中でも重要な位置をしめ、チベット・ビルマ語群に属している。同語群の民族集団は始めは中国西北部に居住していたが、後に四方に移動し、長期の発展を経て現存のチベット・ビルマ語群の各民族を形成した。本書は、著者自身の現地調査によって得た第一次資料をもとに、先人の研究成果をふまえて書きあげられた著書であり、外国人研究者によって初めて書かれたチャン族と四川チベット族に関する全面的な民族誌である。

目次

第1章 先行研究とその問題点
第2章 チャン族の概況(地域の自然環境;歴史;交通・交易;生業;衣食住;葬式;年中行事)
第3章 事例研究 四川省阿〓蔵族羌族自治州理県蒲渓郷蒲渓村における変化の諸相(地域の概要;集落の形成;経済活動の変化;蒲渓村の祭り「ガル」)
第4章 周辺のチベット族(四川チベット族の概況と歴史;ギャロン・チベット族における変化の諸相;白馬チベット族の暮らしと春節行事)

著者等紹介

松岡正子[マツオカマサコ]
1953年長崎県生まれ。’76年早稲田大学第一文学部中国文学科卒業。’82年早稲田大学大学院文学研究科後期課程中退。’88~89年中華人民共和国四川大学歴史系留学。現在、愛知大学大学院中国研究科および現代中国学部助教授(中国民俗学・アジアの言語と文化等担当)。国立民族学博物館共同研究員。共著に「中国語で学ぶ中国民俗文化」(’95年)がある
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品