出版社内容情報
行ったことのない場所へ行き、見たことのない風景に出会いたい。東京名所、里山、廃墟、伝説の眠る場所へ――。休日にどこかへ行きたいけれど、泊まりはちょっと……という日には、好奇心の赴くまま日帰りで徒歩旅行に出かけよう。都心の「超低山」、廃集落跡や廃線跡、富士山が望める場所、峠の茶屋めぐりなど、スポットは無数にある。旅好きが実際に歩きまわった28の旅の軌跡。【本書で訪れたスポットの一部】復元・改修された東京駅駅舎奥秩父に眠る廃トラック花嫁行列が往来した「花嫁街道」金太郎の故郷、足柄山東京にあった炭鉱「うつろ舟」伝説の舞台、舎利浜長野電鉄屋代線廃線跡変貌ぶりが激しい東京湾岸土合駅の恐ろしく長い階段関東大震災で陸続きとなった沖ノ島浮世絵を思わせる、薩?峠からの風景房総の素掘りトンネル群太宰治が愛した天下茶屋
内容説明
休日にどこかへ行きたいけれど泊まりはちょっと…という日には、好奇心の赴くまま日帰りで徒歩旅行に出かけよう。都心の「超低山」、廃集落跡や廃線跡、富士山が望める場所、峠の茶屋めぐりなど、スポットは無数にある。旅好きが実際に歩きまわった28の旅の軌跡。
目次
第1章 密かな東京名所(東京駅から都庁へ。観光地を直列横断―東京都;愛宕山から北へ。都区内の超低山を縦走する―東京都;豊洲から葛西へ。新旧束京湾岸を辿る―東京都;自然と生活環境の絶妙感。武蔵野を巡る―東京都;隅田川を遡って東京下町縦断―東京都)
第2章 歴史に秘められた不思議(奥秩父に眠る廃トラックを見物に―山梨県;〓風ヶ浦と「うつろ舟」―千葉県・茨城県;房総の素掘りトンネル群巡り―千葉県;霞丘陵と東京炭鉱跡―東京都;ふたつの廃集落跡とそれをつなぐ峠道―埼玉県;軽便鉄道跡とともに多摩川から多摩湖へ―東京都;長野電鉄屋代線廃線跡と松代大本営跡―長野県)
第3章 水面を眺めながら(土合駅の長大階段と一ノ倉沢―群馬県;奥多摩湖のロープウェイ跡と南岸の道―東京都;袋田の滝とそこから続く山並みへ―茨城県;隆起で地続きになった島と戦争遺跡の数々―千葉県;忍野八海と富士山を望む道―山梨県)
第4章 いにしえの道を旅する(中山道と碓氷峠―群馬県・長野県;鎌倉古道で「いざ鎌倉!」―神奈川県;鯨と花嫁街道―千葉県;甲州街道と犬目宿―神奈川県・山梨県;東海道と薩〓峠―静岡県;浜街道。絹の道の栄枯盛衰―東京都;八ヶ岳山麓の信玄棒道―山梨県)
第5章 山と茶屋を訪ねて(外秩父の峠を渡って茶屋へ―埼玉県;奥高尾の「茶屋街道」ハシゴ―東京都・神奈川県;御坂峠と天下茶屋―山梨県;足柄古道と金時山の茶屋―静岡県・神奈川県)
著者等紹介
佐藤徹也[サトウテツヤ]
東京都生まれ。アウトドア系の旅ライター。徒歩旅行家。国内外を問わず徒歩旅行を趣味とし、これまでに訪れた諸外国は58カ国。サンチャゴ・デ・コンポステーラ巡礼路中の「ポルトガル人の道」と「ル・ピュイの道」合計約1000kmを踏破。近年はフィンランドやノルウェイなど、北欧諸国のクラシック・トレイルを縦走中。山や島、巡礼道など、人と自然の接点を見つめながら、「歩く旅」の楽しみかたや可能性を探る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
雲をみるひと
ベローチェのひととき
多津子
Olly
skr-shower