目次
ドイツにおける学力向上政策と教育方法改革の射程
第1部 カリキュラム改革の動向とドイツ教育学議論の特質(コンピテンシー志向のカリキュラム改革と授業づくりの意義と課題;ドイツにおける教育改革と「文化的陶治」の興隆;学びの保障から資格付与へ―ベルリンにおける「生産的学習」の変遷を手がかりに)
第2部 学力向上政策の学校教育への影響とその余波(国家の学校監督と「教育上の自由」の現在―ポスト国民国家時代の公教育の相克;コンピテンシーテストに基づく授業開発の方法;現代ドイツにおける規律と指導のルネサンス)
第3部 多様な子どもの学びと育ちに対応する教育方法改革(コンピテンシー志向の幼児教育改革の意義と課題;障害者権利条約批准後のインクルーシブ教育政策とインクルーシブ授業;多様な子どものための個別支援―ドイツの学力向上政策に焦点を合わせて)
ポストPISAの教育のゆくえ―啓蒙の教授学へ
著者等紹介
久田敏彦[ヒサダトシヒコ]
東京都生まれ。大阪青山学学長。広島大学大学院教育学研究科博士課程後期中退、大阪教育大学教授を経て、現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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