目次
第1章 序章(州と連邦の歴史の違い;連邦憲法の下で二元司法、二重の法律がもつ実生活上の意味)
第2章 商事契約法と紛争解決手段(当事者と判事で作る商事契約法(コモンロー)
ニューヨーク州法と、ニューヨーク州内裁判所の意味)
第3章 ニューヨーク州法により商事契約を裁く(契約の成立が争われたケース;書面契約の解釈に係るコモンローのルール;契約の履行・不履行と、コモンローの救済(権利行使))
第4章 管轄、ニューヨーク州ロングアーム法など、手続法上の問題(紛争解決手段としての民事訴訟に対するアメリカの規律;二元国家での管轄権の現代的競合と、証拠開示を巡る争い)
第5章 国際商事仲裁の本場での見方と扱いの実例(アメリカとその親仲裁性;商事仲裁と司法手続)
著者等紹介
國生一彦[コクショウカズヒコ]
昭和29年東京大学卒業。昭和57年アメリカ、ワシントン大学ロースクール修士号。現在、弁護士(國生法律事務所)、元東洋大学法科大学院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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