内容説明
本書は、変容し続ける現代社会のなかで懸命に生きようとする子どもたちに焦点をあて、「子どもにとって望ましい福祉のあり方」、すなわち「子どもの最善の利益(the best interests of the child)」が全面的に保障される福祉とはどうあるべきか、といった子ども本位の福祉を再構築するための構成を試みている。
目次
第1章 日本の現代社会と子どもたち
第2章 外国の子どもたちの福祉
第3章 子どもと家庭の福祉の歴史的展開
第4章 日本の子どもの福祉とその理念
第5章 子どもと現代の家庭
第6章 子どもの福祉を支える行政機関および協力機関
第7章 子どものための福祉施設(児童福祉施設)の役割と現状
第8章 子どものための福祉施策―その現状と課題
第9章 子育て支援と保育所の役割
第10章 子どもの福祉を支える職員の専門性と職務
著者等紹介
須永進[スナガススム]
藤女子大学人間生活学部保育学科教授。専門領域、子どもの発達と保育
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