内容説明
社会の真理を把握することのできる「質の高い」社会調査の需要はますます増大してきているが、これにこたえられる社会調査は少ない。なぜなら、理論と技術のみでは、「質の高い」調査は不可能であって、実践を積み重ねる必要があるからである。本書１冊のみで、すぐ役に立つ社会調査が完全に実施できる。
目次
第１章 社会調査とは何か
第２章 社会調査の企画―社会調査の過程
第３章 社会調査の方法と調査票の作成
第４章 標本抽出法の基礎理論
第５章 標本抽出の実際
第６章 集計と検定
第７章 調査結果の分析
第８章 多変量解析
終章 よりよい社会調査をするために
著者等紹介
井上文夫［イノウエフミオ］
１９６５年関西学院大学社会学部卒業。１９７３年関西学院大学大学院社会学研究科博士課程修了。現在梅花女子大学助教授。著書に『現代社会と社会学』（共著・誠信書房・１９８８年）、『ソシオロジー事始め』（共著・有斐閣・１９９０年）、『よくわかる社会調査の実践』（共著・ミネルヴァ書房・１９９１年）、『よりよい社会調査をめざして』（共著・創元社・１９９５年）
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