内容説明
本書は、欧米の近代以降の歴史の中で、神学、思想、文学、芸術など、それぞれの分野で活躍し、特に、日本人によく知られた人々を取りあげている。本書の各論文は、編者が「われらの主にして師なるイエス・キリスト」を総主題として、既述の五年間にわたってなされた研究発表を基にしたものである。この主題はキリスト教諸大学が、建学の精神を見直し、積極的に受け止め、各大学の特色、独自性の鮮明化(アイデンティフィケイション)に懸命にとり組みつつあることを考慮したものであった。
目次
1 思想(恩寵論からみたパスカルの『パンセ』;ジョン・ロック再考;セーレン・キェルケゴール―懴悔者の道 ほか)
2 文学(詩人への道を選ぶミルトン;ジョン・バニヤンの現代的意義;トルストイとドストエフスキイ―死の問題を中心として ほか)
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