内容説明
“流体の力学”には、従来実験的な立場をとる“水力学”と、理論的な立場をとる“流体力学”とあったが、近年両者は渾然一体となって一つの体系にまとめられてきている。これには、可視化情報学の発達とコンピュータの進歩による数値流体力学の発展が大きく貢献している。本書はこの観点に立って記述し、可視化情報学と数値流体力学の最近の情報を取り入れた。
目次
流体の力学の歴史
流体の性質
流体の静力学
流れの基礎
一次元流れ
粘性流体の流れ
管内流れ
水路の流れ
抗力と揚力
次元解析と相似則〔ほか〕