内容説明
平成元年10月2日~4日、岐阜大学農学部において、日本育種学会第76回講演会が催され、合わせて、第31回シンポジウムが実施された。本集はそのシンポジウムの講演と討論内容を集録したものである。
目次
第1部 農作物におけるヘテロシス育種の現状と今後の展望(穀類におけるヘテロシス育種の現状と問題点;牧草におけるヘテロシス育種の現状と問題点;野菜のF1育種とヘテロシスの利用;アポミクシスによるF1種子生産;人工種子によるF1種苗生産)
第2部 育種と数理科学ないしは情報科学との出会い(コンピューターシミュレーションによる選抜問題;連鎖ブロックモデルによる育種効率の解析;家畜家禽育種における数理的手法の適用;RFLPと形量形質;遺伝資源探索の数理的解析―その役割りと今後の課題;遺伝資源および育種技術に関する情報のデータベース構築とその利用;画像データの育種への利用―染色体研究における画像解析法の現状と展望;画像データの育種への利用―画像解析を利用した植物個体および群落の構造と生理状態に関する評価;画像データの育種への利用―二値画像データの解析とその応用)