内容説明
本書では、構造問題や流体問題などの解析手法として実績のある有限要素法や有限差分法の並列化をはじめとし、工学分野の問題解決のために並列計算機の有効利用をはかるさまざまな並列計算アルゴリズムが紹介されている。
目次
第1章 超並列計算の現状と将来
第2章 超並列計算に向けた非圧縮性流れの解析アルゴリズム
第3章 データ並列有限要素法流体解析
第4章 領域分割法に基づく超並列応力解析
第5章 オブジェクト指向並列解析
第6章 ニューラルネットワークの超並列計算力学への応用
第7章 ワークステーションクラスタによる連立一次方程式の解法
第8章 超並列機によるメッシュレス有限要素法
著者等紹介
矢川元基[ヤガワゲンキ]
東京大学大学院工学系研究科教授
奥田洋司[オクダヒロシ]
東京大学大学院工学系研究科助教授
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