内容説明
本書は２部構成となっている。第１部「計算力学と社会との関わり」は、計算力学という学問分野がどのような社会性を有しているかを横糸的に眺めたものである。ここに書かれた内容は、各個人の意見というよりも、むしろ計算力学専門委員会からの表明である。一方、第２部「各専門分野における計算力学と社会的インパクト」は、それぞれの分野で計算力学がいかに使われ、また役立っているかについて、それぞれの専門家の個人的意見として執筆を依頼したものである。
目次
第１部 計算力学と社会との関わり（産学連携；次世代人材育成のための中等教育のあり方；学会連携；計算力学と技術倫理 ほか）
第２部 各専門分野における計算力学と社会的インパクト（感性；プリ・プロセシングの現状と展望；可視化技術；創発的現象のシミュレーション ほか）
著者等紹介
矢川元基［ヤガワゲンキ］
東京大学大学院工学系研究科教授
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