内容説明
本書は、中山間地域に広く賦存する森林、草地、農耕地や地場産業、観光・地域文化等の「地域資源」を積極的に活用し、地域の人口扶養力の向上と定住人口の維持拡大を図ることの意義と可能性について地域条件との関連で分析・提示したものである。プロジェクトの成果として、中山間地域問題の“個々の問題領域における具体的事例の分析、知見、処方箋”を紹介した。
目次
序章 多様な地域資源活用の意義と課題
第1章 中山間地域の現状と活性化の展望
第2章 集落維持のための限界条件
第3章 農地の維持と耕作放棄の抑制
第4章 特色ある地域農業の展開
第5章 地場産業の振興による就業機会の拡大
第6章 住民参加型地域づくりの推進
第7章 観光・文化資源の活用による地域振興
著者等紹介
小室重雄[コムロシゲオ]
農林水産省農業研究センター次長
深山一弥[ミヤマカズヤ]
農林水産省農業研究センター研究情報部長
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。