内容説明
日本のこころを語り継ぐ―万葉集に詠まれた植物歌に託された、万葉の人びとの心に分け入り、その文芸性と民族・歴史・風土性を考察した書!万葉の散歩道(東山植物園)の全歌解説!
目次
草木百種歌(あかねさす(額田王)、紫の(大海人皇子)
つらつら椿(坂門人足)
にほふ榛原(長忌寸意吉麻呂)
ぬば玉の(古歌集)
山たづの(衣通王) ほか)
落穂(ヒエ;イネ;アワ;キビ;ムギ ほか)
資料
著者等紹介
稲垣富夫[イナガキトミオ]
1921年、三重県四日市市に生まれる。1945年、国学院大学文学部国文学科を卒業後、四日市経済専門学校教授・愛知県立瀬戸高等学校・同名古屋西高等学校教諭を経て、愛知淑徳短期大学専任講師となる。万葉研究「美夫君志会」常任委員。朝日女性サークル・紫苑会・えんの会講師。上代文学・中世文学(能)専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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