内容説明
日本国憲法には、仲間があります。それは、同年(1946)に生まれたフランス第4共和制憲法、1948年のイタリア憲法、そして1949年の西ドイツ基本法です。これらの憲法は敗戦のなかで誕生したものであり、世界の注目のなかでほぼ共通の内容を新憲法の中に盛り込みました。この点を意識して著者は日本国憲法を読むことを、意図しています。
目次
1 総論(憲法国家の実現;日本国憲法の位置 ほか)
2 基本権(基本権という権利;基本権の展開 ほか)
3 統治の原理と構造(権力分立;法の支配と立法権 ほか)
4 展望(世界のなかの憲法;憲法の動態)
著者等紹介
石村修[イシムラオサム]
1946年栃木県市佐野市に生まれる。1973年中央大学大学院法学研究科修士課程修了。1978年専修大学大学院法学研究科博士課程単位取得、専修大学法学部助手・講師・助教授・教授を歴任。1988年法学博士(専修大学)。2004年専修大学法務研究科教授。2010年同院長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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