内容説明
本書では、公衆衛生を担う行政の保健師を取り上げ、その役割や専門性についてより深く考えられるように企画しました。保健師課程で学ぶ人を主な読者層としていますが、仕事のうえで地域診断が必要になった人や、地域保健対策の計画や実施を行う行政職(事務職)、あるいは公衆衛生活動に従事する栄養士等の専門職にとっても参考になる構成となっています。
目次
第1章 行政保健師とは(伊藤美樹子)
第2章 地域診断の意義とは(田渕紗也香)
第3章 地域診断をする前に押さえておきたいこと(田渕紗也香)
第4章 地域診断の進め方(田渕紗也香)
第5章 行政保健師にとって地域診断が大切な訳(中根明美)
第6章 地域診断のための情報収集(中根明美)
第7章 健康課題を見つけ出すTips(中根明美)
第8章 健康課題解決のために効果的な解決策を企画する(中根明美)
第9章 マーケティングを取り入れた健康課題の解決(中根明美)
第10章 これからの行政保健師の課題解決(中根明美)
第11章 地域診断を公共政策に活かす(田中逸郎)
第12章 公共政策に活かすために(田中逸郎)
著者等紹介
伊藤美樹子[イトウミキコ]
滋賀医科大学地域看護学講座教授、東京大学大学院医学系研究科保健学専攻にて博士(保健学)。保健師教育、疫学、保健統計、地域医療展開論を担当。大阪大学保健学科にて助手、講師、准教授を経て2016年から現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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