内容説明
人の移動と共生のリアルな実像に迫る!グローバル化時代と切り結ぶ都市社会学の新しい試み。第1回日本都市社会学会賞受賞の前著を全面改訂。
目次
序章 問題の構図
1章 同化しない人々の「生き方」とエスニシティ経験―フィールド日誌に見る初発の「現実」と先行研究の検討
2章 日常的実践とエスニック・ネットワーク
3章 制度的世界の対応―外国人児童生徒と学校
4章 「国境を越える人々」と都市社会学―同化から「共存」への位相変化のなかで
5章 「共存」過程の展開と課題―新しい地域形成の動因として
6章 発想としての「トランスナショナル・コミュニティ」と都市エスニシティ論―都市コミュニティ研究の新文脈
終章 「トランスナショナリズム論」と都市コミュニティ研究の意味世界
著者等紹介
広田康生[ヒロタヤスオ]
1949年宮城県生まれ。1973年立教大学経済学部卒。同大学大学院応用社会学専攻修士課程修了。現在、専修大学文学部教授都市社会学専攻
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