内容説明
なぜ雑談が習慣化すると業績がUPするのか?3年連続でSKYTRAXランキングで日本唯一の「5スター」を獲得し、2007・2013年にはエアライン・オブ・ザ・イヤーを受賞した、日本が世界に誇る航空会社ANA。世界トップクラスと評されるこの会社ではいったい何が行われているのか。その秘密のノウハウを公開!
目次
第1章 ANAは会社ではなく「TEAM」である(共通の目的に向かうための「TEAM」;セクショナリズムとは対極にある「TEAM」 ほか)
第2章 ANAでは人材ではなく「人財」である(人事異動をTEAMの活性化に生かす;正論だけでは人は動かない ほか)
第3章 ANAでは「雑談」もコミュニケーションのひとつである(良好なコミュニケーションをとるには「権威勾配」がカギ;なぜANAでは「誰に対しても自由にものが言える」のか ほか)
第4章 「TEAM」+「人財」+「雑談」=ヒューマンエラーを防ぐ(防護壁を何重にも作る;ヒューマンエラーが事故を起こす ほか)
第5章 ANAの心―グッバイウェーブ(グッバイウェーブの「おもてなし」;おもてなしの心が生んだ「マリンジャンボ」 ほか)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あつ子🐈⬛
19
再読。さすが名前を聞けば誰もが知っている日本の有名企業といったところ。"個"を重視しながらも、雑談の力やおせっかいの効用を謳うなど、チームワークを大切にするとても良い会社なんだなと思いました。「実は整備士が出発していく飛行機に向かって手を振るという行動(グッバイウェーブ)はANAが始めたことでした。」し、知りませんでしたー!2018/07/23
とびを
19
習慣になることが大切だなー2015/11/14
みい君
14
『雑談は暗黙知の宝庫である』職場ではやはりコミュニケーションは必須ですね。今からでも実行できる事が沢山ありました。①良いチームを作る3要素、コミュニケーション、リレーション、リーダーシップである。人間関係の質、間を適切にする②リーダーに必要なのは公平さ、人間的な魅力指導力、カリスマ性を背景にしたパーソナルパワーを身につける③自分の頭で考え自分の判断で物事を決め、自分の技術で問題を解決していく、そうした人間が優秀な個であり経験を蓄積してノウハウしていく力のある人である。言われた事をやるだけじゃダメですね。2019/12/22
あんさん
13
図書館から。著者はANAの主に整備関係でキャリアを積んだ方。TEAMの運営でリーダーシップやコミュニケーションに多くのページを割く。恥ずかしながらSHELL(Software、Hardware、Environment環境、Liveware本人と他人)という視点は初めてで勉強になった。当たり前だが、お前がたるんでるからだ、と失敗の責任を押し付けようとするのは間違い。「雑談」や「無駄話」は、会社は無駄だと切り捨てがちだが、「暗黙知」を蓄積していく貴重な機会で「絶対に必要」。2024/11/12
zoe
12
セルフインスペクション。バイオレーション。SHELLモデル。2021/04/11
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