内容説明
「あれからの日々」と「これからの日々」。ひと括りに語られてきた世代の意識と行動、初の検証。
目次
プロローグ 団塊世代の「もう一つの」読み方
1章 自立像の現在形―「もたれあい」から「支えあい」へ
2章 団塊男性のジェンダー意識―変わるタテマエ、変わらぬホンネ
3章 会社からの自立の条件―「家族と会社」の関係のつけ方
4章 いま団塊夫婦は…―どこからどこへ
もう一つのプロローグ 「塊り」から顔をもった「個」の時代へ
著者等紹介
天野正子[アマノマサコ]
1938年広島市生まれ。お茶の水女子大学卒業後、東京教育大学大学院文学研究科博士課程にすすみ、社会学を学ぶ。金城学院大学文学部、千葉大学文学部教授をへて、現在、お茶の水女子大学大学院人間文化研究科教授。著書として『自立神話を超えて』(有信堂)、『戦後体験の発掘』(共著、三省堂)、『「モノと女」の戦後史』(共著、有信堂)、『フェミニズムのイズムを超えて』(岩波書店)、『「生活者」とはだれか』(中公新書)、『老いの近代』(岩波書店)など
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