北アイルランド政治論―政治的暴力とナショナリズム

南野 泰義【著】

有信堂高文社（2017/03発売）

• サイズ A5判／ページ数 416p／高さ 22cm
• 商品コード 9784842055756
• NDC分類 312.338
• Cコード C3031

出版社内容情報

２つのナショナリズムが衝突する北アイルランド政治の現実を問う。政治は、共存のための術か、闘争のための手段か。丹念に検証する。

南野泰義［ミナミノヤスヨシ］

内容説明

２つのナショナリズムが衝突する北アイルランド政治の現実を問う。政治は、共存のための術か、闘争のための手段か。１９世紀以来のアイルランドにおけるナショナリスト運動の歴史と１９２０年以降の北アイルランドの政治過程を再考した。

目次

アイルランドにおけるナショナリズムとユニオニズム
１９世紀アイルランドにおけるナショナリズム運動
アイルランド義勇軍とアイルランド・ナショナリズム
「イースター蜂起」とアイルランド・ナショナリズム
１９１８年イギリス総選挙とアイルランド
北アイルランド政府とＵＵＰ一党支配体制の成立
北アイルランド政府とＵＵＰ一党支配体制の崩壊
北アイルランド紛争における政治的暴力の構造（１９６９年‐１９９８年）
北アイルランド自治議会選挙と武装解除問題
１９９８年「ベルファスト和平合意」の構造

著者等紹介

南野泰義［ミナミノヤスヨシ］
１９６４年大阪市生まれ。立命館大学文学部卒業、同大学院法学研究科満期退学。立命館大学国際関係学部専任講師、助教授を経て、２００６年より同学部教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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