内容説明
平和的利用、兵器への転用…核という諸刃の剣をめぐる国家間の攻防に迫る。
目次
第1章 核不拡散レジーム規範の遵守構造とその問題点
第2章 核拡散の態様と核不拡散レジームの政策装置
第3章 多国間管理構想―過去への回帰?
第4章 核不拡散レジームの危機とアド・ホックな協議体―イランの核問題におけるEU3+3の役割
第5章 イランを遵守へと回帰させるためのメカニズム―「強制」と外交
第6章 規範から戦略的配慮へ―ゲーム・チェンジャーとしての米印協定
終章 実効性重視の不拡散秩序の行方
著者等紹介
秋山信将[アキヤマノブマサ]
1967年静岡県富士市生まれ。一橋大学法学部卒業、コーネル大学行政学修士。現在は、一橋大学大学院法学研究科准教授。その他に、2010年NPT運用検討会議日本代表団アドバイザーを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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