内容説明
これからの「国民の国民による国民のための財政」。これまで、わが国の財政運営は日本国憲法の趣旨に沿ってなされてきたのであろうか。満を持しておくる前著『会計検査院の研究』の続編。
目次
第1部 憲法と財政民主主義(日本国憲法と財政;財政民主主義実効化の手懸かり;地方公共団体における新税条例の創設)
第2部 財政コントロールの意義と機能(一九九五年ドイツ国法学者大会「会計検査院による行政コントロール」;ドイツにおける財政法改革と財政コントロール機関の役割;わが国における決算審査の法意と財政コントロールの意義)
第3部 法原則としての「経済性」(法原則としての「経済性」;法原則としての「経済性」の適用場面;行政活動の「目的」とその明確性)
著者等紹介
石森久広[イシモリヒサヒロ]
1962年広島県安芸郡倉橋町(現呉市)生まれ。1989年広島大学大学院社会科学研究科博士課程単位取得。1996年博士(法学)(広島大学)。現在、西南学院大学法学部教授・大学院法務研究科(法科大学院)教授。専攻は行政法、財政法、地方自治法(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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