目次
第1部 ドイツ統一と所有権問題―社会主義システムの解体過程(東ドイツ政権と脱固有化の歩み―信託管理公団の活動を中心として;統一後の私有化・民営化―立法の経緯と問題点;判例にあらわれた所有権返還の現実―未解決の財産問題と所有権返還原則;市民生活と所有権問題―統一後の法的基盤整備;統一ドイツのイデオロギー―「施行日規制」と「モドロウ法」をめぐって)
第2部 ドイツ統一と司法統合の形成過程(統一と実定法秩序の再編;統一ドイツにおける旧東ドイツ法律家の受容と拒否;司法統合と『過去の克服』―ドイツ司法の連続と非連続)