目次
第5編(合法的王制の構造;フランスの若干の外国亡命者とその加担者たちとの政治学説;現在のフランスにとって他のいかなるところにおいてよりも代議政治体制が必要になっている事情;パリへの連合国軍の登場と当時フランスに存在していた諸党派;一八一四年ブールボン王家の最後の復興の諸事情;最初の連合諸国による占領中でのフランスとパリとの光景;一八一四年にルイ十八世によって与えられた憲章;王制復古の第一年間における内閣の行動;王制復興の第一年中に政府が遭遇した障害;フランスにおいてサロンが政治に与える影響;フランスの王位をブールボン王家に附与するために一八一四年に採用されねばならなかった政治体制;一八一四年での「自由の友たち」の行動はいかにあるべきであったか;ボナパルトの復帰;ボナパルトの復帰当時の行動;ボナパルトの没落;一八一五年七月五日下院によって宣言された人権宣言)
第6編(自由論;イギリス史概説;イギリスの繁栄とこれを現在まで発展させた原因;イギリスにおける自由と公共精神;イギリスにおける啓蒙開化、宗教、道徳;イギリスの社交会とその社会秩序との関係;イギリス以外のところでのイギリスの政治行動;イギリス人はいつかは自由を失うであろうか?;制限王制はイギリス的憲法の基礎であるが、これ以外に根本的基盤をもちうるであろうか?;専制的権力が国民の精神と性格とに及ぼす影響;宗教と政治との混合;自由愛)