東西交流叢書<br> 明治の郵便・鉄道馬車

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東西交流叢書
明治の郵便・鉄道馬車

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  • サイズ A5判/ページ数 350p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784841900347
  • NDC分類 685.8
  • Cコード C0321

内容説明

本書はこれまで比較的知られていなかった日本の乗合馬車に光を当て、その由来、実態などを明らかにしようとしたものである。結果は充分に解明されたといはいい難いが、一つには、その範囲を鉄道馬車まで拡げて鉄道史と繋げて交通史の欠落部分を補う事、二つには、外国の乗合馬車にまでさかのぼって馬車史の由来を明らかにする事を念頭に置いた。

目次

第1章 エド・メール―なぞのサザランド会社(サザランド会社とカブ会社;ジョージ・ホワンベック会社;成駒屋)
第2章 高崎郵便馬車会社(高崎郵便馬車会社の開業;中牛馬会社と矢島八郎)
第3章 北へ西へ(甲州街道馬車会社;国産馬車の製造)
第4章 鉄道馬車(東京馬車鉄道会社;碓氷馬車鉄道)
第5章 馬車のはじめ
第6章 オムニバス登場
第7章 ゴールド・ラッシュ(アダムス会社;ウェルズ・ファーゴの設立)
第8章 大陸横断馬車(南まわりのルートに決定;ポニー・エキスプレスの発足)
第9章 オーストラリアのカブ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

蛇の婿

8
前半が日本においてわずかに存在した馬車時代と、それが郵便馬車、乗合馬車(オムニバス)、鉄道馬車へ発展していく歴史を詳しく、後半が馬車そのものがヨーロッパで、次いでアメリカで、そして最後にオーストラリアで発展していった歴史や逸話をざっくりと追っていく形になっています。章立てが短く文も読みやすいのですが、前半は資料が多くよほど興味が無いと一般読者は飛ばし読み気味になるのではないかしら。逆に、日本で入手できる貴重な馬車の資料としてはかなり優秀かと。2021/04/10

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