内容説明
ハブは、奄美や沖縄の島にすむ毒ヘビで、かまれた人の3パーセントが死ぬといわれている。そのため島では、ハブの天敵のイタチやマングースを放し、薬をまいて、「ハブ絶滅作戦」が進行中。しかしハブは、むかしから、ネズミの害から田畑を守り、自然破壊から森を守ってきた島の動物だ。島の自然の一員であるハブを、人間のつごうだけでみな殺しにしていいのだろうか。
目次
1 7つのいのち
2 空を飛んだ母親
3 もえあがる森で
4 ふりあげた棒
5 海辺のできごと
6 森へかえる日
ハブは、奄美や沖縄の島にすむ毒ヘビで、かまれた人の3パーセントが死ぬといわれている。そのため島では、ハブの天敵のイタチやマングースを放し、薬をまいて、「ハブ絶滅作戦」が進行中。しかしハブは、むかしから、ネズミの害から田畑を守り、自然破壊から森を守ってきた島の動物だ。島の自然の一員であるハブを、人間のつごうだけでみな殺しにしていいのだろうか。
1 7つのいのち
2 空を飛んだ母親
3 もえあがる森で
4 ふりあげた棒
5 海辺のできごと
6 森へかえる日