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出版社内容情報
繊細な装飾により独特の美を醸し出す縄文時代後期の土器は、器形、施文法を多様に発展
させながら、日本各地に特色ある土器圏を形成させていく。多彩な器種のセットとして土器群
が展開し、赤彩や磨消縄文といった技法を駆使するなど、面白みのある土器が様々に生み出された。
今までに世に出ることが少なかった珍しい土器や近年新たに発見された出土品を中心に収録。
土器を編年で辿りつつ多数の土器を紹介し、縄文後期の社会、地域間の交流、人々の精神文化
を考察する。
【主要目次】
■縄文後期という時代
■磨消縄文土器の展開
■後期初頭―広域土器圏の成立
■後期前葉―地域分化の進展と縁帯文土器の世界
■後期中葉―奇数単位の不思議、無文の美
■後期後葉―磨消縄文土器の花開く東、縄文を喪失する西
■地域間交流
■さまざまな造形
■漆工芸の復原
■黒と赤の世界
■終わりに
【コラム】
・縄文人の精神文化
・環状列石―社会的結合の象徴
・参考文献
・図版目録
・特別寄稿:縄目文様を読む―縄文時代後期の西日本を中心に (石田由紀子)
感想・レビュー
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