内容説明
少年は、10センチ足らずの人形に命をふきこむふしぎな力を手に入れた。人形の体を借りてよみがえったのは、200年まえのインディアンの首長リトルベアーだった。ふたりは、ハラハラ・ドキドキの冒険をし、義兄弟の契りをむすぶ。やがて首長は、もとの時代に帰っていった。あれから1年。ひさしぶりに再会すると、リトルベアーは深手を負っている。オムリは、「また、あのふしぎな力をつかうしかない」と決心する。それが悪夢のはじまりだとは気づきもしないで…。世界13か国で愛されている、イギリスの傑作ファンタジー『リトルベアー』の続編、ついに登場。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
RIU
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前作から1年後のお話です。お話のなかでオムリがインディアンの時代に行くのですがまさかあんなものになるなんて!著者の創造力はさすがです。 少年たちが少し大人になり、問題も重いものもありますが、スピーディな流れにあっという間に読んでしまいました。2012/04/22
ブラックティー
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シリーズ2作目。リトルベアーや仲間たちの死を強く意識したり、戦争の怖ろしさや空しさを知ったりと主人公が成長した分、抱える問題も重くなったかな。でも1作目より面白かった。2011/05/15
ぱせり
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オムリが、もう2度とカギは使わない、と決心して、一生封印することにしたのは正しいことだと思いつつ、ほんとはちょっと残念。登場人物もだいぶ増えましたけど、誰もが魅力的で、どの人にも思い入れがあり、またぜひとも会いたいと思うしね。2008/02/14
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