内容説明
蕭条と煙る霧る朝の別れから13年が過ぎ、シャルロッテへのやみがたい思いを抱いて日本のプロフェツサーは、パスカル学会出席のためにふたたびフランスをおとずれる。呻きつつ神を求めつづけたパスカルの研究に、地上の愛をこえた永遠の世界を追い求める、長篇小説『美しい国』第3部。
蕭条と煙る霧る朝の別れから13年が過ぎ、シャルロッテへのやみがたい思いを抱いて日本のプロフェツサーは、パスカル学会出席のためにふたたびフランスをおとずれる。呻きつつ神を求めつづけたパスカルの研究に、地上の愛をこえた永遠の世界を追い求める、長篇小説『美しい国』第3部。