内容説明
自己の真実を貫くために世俗を捨てて一介の乞食僧となり、托鉢行脚の旅の中で自在の心より涌き出る秀れた俳句を数多く残した漂泊の俳人・種田山頭火。その捨身懸命に生き抜いた一生を描く。
目次
うまれた家
出家得度
九州の幾山河
明暗の川棚
小郡の其中庵
平泉まで
湯田の風来居
四国へんろ
松山の一草庵
コロリ往生
著者等紹介
大山澄太[オオヤマスミタ]
1899年(明治32年)岡山県に生まれる。戦後愛媛県にて著述と社会教育に専念、教育文化賞を受ける。雑誌『大耕』主宰。1994年没
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