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内容説明
特異な芸能史論を試みる著者が、島嶼共同体の現状を照射しながら、屈折する情報構造のなかで地域アイデンティティの実態を探る。
目次
1 アイデンティティの社会風俗化(島嶼振興のソフト化をいかに実態化するか;「歴史と伝統」は地域振興ソフト事業を裏付ける力たり得るか)
2 共同体生理と秩序(経済と政治の秩序の関係をどう克服するか;精神基盤の自立性と沖縄)
3 地域共同体の再生と情報構造(情報構造からみた沖縄離島共同体;「景観としての自然」の克服)
付・復帰20年と沖縄―共同体機能の低下と先島社会の現状